内科とは
内科は、発熱・咳・のどの痛み・頭痛・だるさ・食欲不振など、原因がはっきりしない体調不良を幅広く診る診療科です。 当院では問診と診察を丁寧に行い、必要な検査を見極めて、感染症や生活習慣に関わる病気などを総合的に判断します。 「どの科に行けばいいか迷う」という段階でも大丈夫です。
内科で診る主な疾患
以下は内科でよくご相談いただく症状・病気の一例です。 症状が軽くても長引くとき、悪化の兆しがあるとき、持病があって不安なときはお早めにご相談ください。
かぜ
かぜはウイルスが原因の上気道感染症で、のどの痛み、鼻水・鼻づまり、せき、微熱、全身のだるさが主な症状です。 高熱が出る、せきが長引く、胸が苦しい、持病（喘息・心疾患・糖尿病など）があるといった場合は重症化のリスクがあります。 インフルエンザや新型コロナウイルス感染症などの見極めも含めて検査を行います。
発熱
発熱は体内で炎症や感染が起きているサインです。 38.5℃以上の高熱が続く、ぐったりして水分がとれない、強い頭痛や首のこわばり、息苦しさ、発疹が急に広がる場合は早めの受診が大切です。 解熱剤の自己判断が不安なときも患者様にあった服用を説明いたします。
頭痛
頭痛は「緊張型頭痛」「片頭痛」などの日常的なものから、脳や血管の病気が隠れているものまで様々です。 肩や首のこり、ストレス、寝不足、天候の変化、においや光・音の刺激が要因になることがあります。 突然激しい痛みが出た、ろれつが回らない・片側が動かしにくい・しびれる、発熱や吐き気を伴う、今までにない性質の痛みが続く際は注意が必要です。
インフルエンザ
突然の高熱、関節痛・筋肉痛、強い倦怠感、せき・のどの痛みが典型的な症状です。 発症早期の受診で検査と治療の選択肢が広がります。 水分・栄養・休養を確保し、解熱後もしばらくは無理をせず、周囲への感染予防が大切です。
新型コロナウイルス感染症
発熱、せき・のどの痛み、鼻症状、頭痛、だるさ、味覚・嗅覚の違和感などがみられます。 市販の抗原検査キットの結果に関わらず、体調がすぐれないときは外出を控え、必要に応じてご相談ください。 発熱外来の受け入れ時間や受診方法は状況により変わることがありますので、来院前に当院の案内をご確認いただくか、お電話でお問い合わせください。
扁桃腺炎
扁桃（扁桃腺）が炎症を起こし、のどの強い痛み、嚥下時の痛み、発熱、声のかすれ、口臭などが生じます。 水分をとりやすい温度の飲み物や刺激の少ない食事を心がけ、喫煙やアルコールは控えましょう。 高熱でつらい、唾が飲み込めない、口が開けづらい、片側だけ強く痛むなどは膿がたまる合併症の可能性があります。
生活習慣病（高血圧・脂質異常・糖尿病）
生活習慣病とは、日常の食生活や運動習慣、ストレスなどが長期間にわたり健康に影響を及ぼすことで発症する病気です。 特に、高血圧、脂質異常症（高脂血症）、糖尿病は、初期にはほとんど自覚症状がなく、放置すると心臓病や脳卒中、腎臓病など、重大な合併症を引き起こすリスクが高まります。
当院の特徴
経験豊富な看護師との連携でスムーズな診察が可能
来院後、看護師が、症状の経過や気になること、不安に感じていることをお伺いします。 うまく言葉にできない症状や、直接医師には伝えにくいことも大丈夫です。 看護師が意図をくみ取り、要点を整理して医師へ共有します。 診察室に入る時点で必要な情報がそろっているため、検査の判断や説明が滞らず、診察全体がスムーズに進みます。 患者様の体に負担がかからないよう配慮していますので、ご安心ください。
内科専門医が行う専門性の高い治療
当院では内科専門医が、細かい症状や疾患を丁寧にうかがい、原因を一つずつ絞り込みます。 必要性と緊急度を見極めたうえで、血液検査・心電図・胸部レントゲンなどを適切に組み合わせて診療をいたします。 感染症から生活習慣病（高血圧・脂質異常・糖尿病）、消化器・呼吸器の不調、複数の病気が重なるケースまで幅広く対応し、薬の相互作用や持病との兼ね合いにも配慮して治療方針をご説明します。 気になる症状や、体の不調でお悩みの方はお気軽にご相談ください。
